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TVでアフガニスタンの現状レポートが流れていた。

今や世界中のヘロインの92%がアフガン産だそうだ。
ヘロインとは、ケシから作られたアヘンを精製したもので、難しく言うとアヘンに含まれる塩酸モルヒネを無水酢酸で処理し生成したもの。正式には3,6-ジアチルモルヒネ。言わずと知れた麻薬の一つで、依存性は精神的にも肉体的にもメッタ糞強く且つ即効、尚かつ禁断症状も強烈で、本当に廃人まっしぐらです。TVでも映っていましたが、最初は加熱して鼻から吸煙しますが、そのうち耐性がついて直接口や鼻など粘膜に塗り付ける?ようになり、それも効かなくなって注射器で直接体内に投与するようになる(いわゆるシャブ漬け?)。

しかし、まあ、なんでかように物騒なブツが作られたのかって言うと、その前にヘロインの原料であるモルヒネから説明しなくてはならない。

アヘンの心地好さを感じる成分でもあるモルヒネ(硫酸モルヒネ)は、それ故に史上最強の鎮痛剤として医療目的で使われてきたのだけれど、一方で依存症が強いという問題を抱えていた。

一方、ヘロインは1874年ロンドンの医学校で初めて合成され、1898年にはドイツのバイエルン社から鎮咳薬として発売された。当初は経口投与(口から飲む)が普通だったからモルヒネより依存症が低くいと考えられていた「知らぬが仏」であったのだが、注射器による投与が広まると、実はモルヒネよりも多く脳に取り込まれて強烈な麻薬作用を引き起こすことが判明。日本では麻薬及び向神経薬取締法で厳しく規制されております。(向神経薬とは睡眠薬や鎮静剤などの総称で、バルビツール酸(ブロムワレリル尿素)を成分に含む医薬品ですが、乱用すれば麻薬と同じような効果を得られます。)

…とまあ、説明が長くなりましたが、最近タリバンが盛り返してきたのは、このヘロインなど麻薬密売と云う新たな資金源に手を伸ばしたことが大きいそうだ。以前は原理主義者として麻薬を禁止していたのに、窮地に追い込まれて変節。かつて敵対していた軍閥(地方の武装集団)と麻薬密売で手を組んでまでして荒稼ぎしている。

対立する権力の狭間でケシの栽培に手を染めながら貧困から抜け出せないアフガニスタンの人たち。農夫の姿を見ながら、一緒に見ていた親父に「なあ、こんな人もおるねん。一括りにイスラム教徒=テロリストみたいなこと言わんとってや」とつぶやくように言った時、タリバンが対戦車と思しきバズーカをぶっ放している映像に切り替わった。農夫を踏みつけてほくそ笑む武器商人の姿を見たような気がした。

ネパール山間部の農民もマオイスト(毛沢東主義者)と政府軍の板挟みで苦しんでいると聞く。きれいごとの裏側で横行する膨大な理不尽の渦中にいる彼らにとって、国とは何ぞ?彼らは自分たちの国に生きていると言えるのだろうか?
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