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独断と偏見に満ち足りた由無しごとを謹んで放言いたしておりましたが、現在は移転してしまい、ゆるーく管理しているだけで更新はしてません。 移転先は HABU's BLoG http://chimayoi510.blogspot.com Blog"TIBET ROOM" http://tibetroom.blogspot.com/
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    朝日新聞の記事をば。だからといって速攻でスルーしない。
    フリチベに興味ある人たちには、2ch系とでも云ったらいいのかな? 右寄りの考えにすっかり影響されてしまっている人も多く、こういった人たちはNHKや朝日というだけで無闇に毛嫌いし過ぎです。チベット問題に関して人権派左派が声をあげずに水をさしていると、おそらく右派のある方が「棲み分け」(だったっけ?)といった言葉で暗に批判しているのを、以前どっかで目にしましたが、確かにその通りです。ですが、同じことは右派にも当てはまること。NHKや朝日を悪意に満ちた表現で卑しめる姿は、チベット人を激しく罵倒する漢族と同じです。
    確かにイライラしますけどね。でも、情報に対する決めつけは危険です。幾重にも被せられたフィルターを剥ぎとる作業に色眼鏡をかけていては話になりませんからね。それに現実(現象)=事実(真実)ではありません。現実は一つでも、それを見た人の立場で事実は変わります。そして様々な思惑や単純なとり違い等の被膜が幾重にも重なった情報が更に取捨選択されて記事になる。器より中身です。レッテル貼りは気楽でしょうが、それに頼りすぎるのは暗愚です。真実を疑い、内省し、現実を少しでも見いだすべし。
〈民族の相克:上〉少数優遇に漢族反発
〈民族の相克:中〉チベットの憤り脈々


追記
    ちいと誤解を生みそうな気がしたので、ちょっとだけ。真実とか現象とか云う語彙を使ってますが、仏教とは関係ありません。「真実を疑い」の「真実」は、いわゆる世間で云う「真実」で、真相と言い換えてもかまいませんが、最も胡散臭い部類に入る言葉だということです。他にも、ワイドショーのナレーターや出演者が使う頻度の高い言葉とか、殊更強調する時の言葉もそうです。可哀相な言葉たちです。言葉そのものに罪はない。罪深きはそれらを使う悪意である。(23:00)


〈民族の相克:上〉少数優遇に漢族反発
2008年6月5日
    サイレンとクラクションが3分間、中国全土に響き渡った。
    中国政府が呼びかけた四川大地震の犠牲者を悼む「全国哀悼日」の19日午後2時28分、黙祷(もくとう)が始まった。中央テレビは被災地のほか、新疆ウイグル自治区やチベット自治区など、各地で市民がこうべを垂れる姿を中継。北京の天安門広場を埋めた数千人は「中国がんばれ」「四川がんばれ」と涙ながらに叫んだ。
    高まる思いは収まらない。夜8時前、半旗がライトアップされた広場周辺に再び大勢の人々が集まった。ろうそくと国旗を持ち、通りにあふれ出す。広場からのデモは89年の天安門事件以来だ。「中華民族が一つに結ばれた」。大学3年の楊艶紅さん(21)は興奮気味に話した。
    愛国心に火をつけたのは、主要メディアの地震報道だ。
    「団結と安定を強め、プラス面の宣伝を中心とするように」。発生当日の12日夜、共産党序列5位で宣伝担当の李長春(リーチャンチュン)・政治局常務委員は主要メディア幹部を集めた会議でこう求めた。中央テレビは奇跡の救出劇や軍の献身的な姿を放送し続けた。
    政府の若手官僚は、職場で哀悼日のテレビ中継を見ながら胸をなで下ろした。「チベット騒乱で開きかけた『パンドラの箱』は、ひとまず封印できた」
    3月に起きたチベット騒乱は、中国が抱える民族問題を一気に表面化させた。チベット族の激しい抗議行動はもちろん、テレビが彼らの暴動シーンを繰り返し、党・政府がダライ・ラマ14世批判を重ねるという対応は、かえって人口の9割以上を占める漢族のチベット族に対する反発をあおる結果となった。
    北京五輪聖火リレー妨害を機に、各地で起きた仏系大手スーパー「カルフール」への抗議デモ。安徽省合肥市に住む漢族の男子大学生(22)は、中央テレビのチベット特集番組を見て参加を決めた。番組は、政府が年3億元(45億円)余りをチベット自治区に投じ、貧しい学生を支援してきたことを紹介していた。
    貧村出身の男子学生は、両親が親族から1万元(15万円)を借りてくれたおかげで進学できたが、弟と妹は中学卒業後、出稼ぎに行った。「政府があれだけ施してあげているのに、五輪を破壊しようとするチベット族は恩知らずで許せない」
    異民族に対する恐怖心も呼び覚ました。騒乱後、遼寧省瀋陽市の中国医科大では、学生寮の給湯室から数十本の魔法瓶が消えた。「チベット族の学生が毒を入れる」とのうわさが広まり、漢族の学生たちが自室に持ち帰ったのだ。ある学生は「真剣に怖い。外国人は、この被害意識をなぜ理解できないんだ」と話す。

■大学入試で加点も
    少数民族の融和と取り込みのために、共産党は様々な優遇政策をとってきた。最たるものが全国78の名門中学・高校に併設される「内地学級」だ。チベット族とウイグル族の優秀な学生を選び、まず1年北京語を習う。国が学費や生活費を支援。大学入試にも特別枠があり、9割以上が北京大や清華大などに進学する。
    上海市郊外にある七宝高校(生徒数3千人)の新疆学級には318人が在籍する。専用のイスラム食堂があり、宿舎の各部屋にはシャワーとエアコンが完備。トゥルファンから来たラーナさん(18)は、100倍の選考試験に合格した。実家は6人きょうだいの農家。「内地学級に合格しなければ進学はとても無理。国家に感謝しており、将来は医師になって貧しい地元の子を助けたい」
    内地学級に行けなくても、少数民族の学生は全国統一の大学入試で特別な加点制度がある。北京大で学ぶミャオ族の男子学生(22)は601点しか取れなかったが、20点が加点され、合格最低点で通った。
    父はミャオ族、母は漢族。出生時、両親は迷わずミャオ族を選んだ。18歳になると自分で選択し直すことができるが、彼にその気は全くなかった。卒業後は少数民族枠で地元政府への就職が決まっている。
    「地震哀悼デモは、排外的なカルフールへの抗議と違って純粋だが、不満を持つ漢族がナショナリズムをあおられている点は同じ。優遇策は少数民族支配のためとわかってるけど、たっぷり利用させてもらうよ」

■権力委譲なき自治
    震災被害が大きかった四川省の北川チャン族自治県。22日、現地視察に訪れた温家宝(ウェンチアパオ)首相は、カメラの前で、ゆっくりとした調子で語った。
    「北川は特別な場所だ。ここは全国で唯一のチャン族の自治県である。我々は彼らの文化を守っていかなければならない」。地元チャン族への配慮を強調した発言だった。
    寄り添うのは災害担当として現場指揮をとる回良玉(ホイリアンユイ)副首相。イスラム教系の回族だ。25人の共産党政治局員で唯一、政府内では最高位にいる少数民族である。閣僚には外交担当の戴秉国・国務委員(トゥーチア族)、国家民族事務委員会の楊晶主任(モンゴル族)の2人がいる。国会に当たる全国人民代表大会の代表2987人のうち少数民族は約14%の411人。「少数民族エリート」だ。
    中国の歴史は民族の戦いの繰り返しだ。モンゴル族の元朝(13〜14世紀)や満州族の清朝(17〜20世紀)では、多数派の漢族が異民族の統治に甘んじた。それだけに、時の王朝は「支配と融和」に腐心してきた。清朝は弁髪などの習慣を漢族に押しつけながらも、漢族の人材や漢字を取り入れた。中国の現憲法も「大漢族主義への反対」と「地方民族主義への反対」を併記する。
    中国には56の民族がいるとされる=表。民族は法的に規定され、身分証明書には名前や生年月日、住所の横に所属民族が記載される。
    50年代、毛沢東主席は語っている。「少数民族をいじめるのはよくない。土地は誰に多くあるのか。漢族は人口は多いが、少数民族には広大な土地と地下資源がある」
    五つの少数民族自治区、30の自治州の面積は国土全体の半分以上。希少鉱石が集まり、国境地域に集中する。少数民族地域の安定は、国家の統一や安全保障に密接に絡むのだ。
    ただ、共産党にとって優遇策は統治手段に過ぎない。少数民族の自治地域では現在、首長はすべて少数民族だが、事実上の地方トップである党委員会書記は、5自治区のすべて、30自治州でも5カ所を除き漢族が占める。胡錦濤(フーチンタオ)総書記もかつてチベット自治区の党委書記を務め、89年の騒乱の鎮圧にあたった。
    戦前、旧満州にあった日本の傀儡(かいらい)国家「満州国」では、各省庁のトップは中国人が担いながら、事実上の権力は次官クラスの日本人が握った。「あれと同じ。形だけの自治と地位を与えても権力は渡さない」と、ある漢族の研究者は語った。
    朝鮮族のある研究者は最近、朝鮮族で党幹部の友人、漢族の関係者と会食した。友人は自分にも決して朝鮮語を使わず、少数民族かと尋ねられると「違います」と答えた。
    この研究者は言う。「漢族だとウソを言うくらいでないと信用してもらえない。我々は自らの政治的な立場の弱さをよくわかっている」
    重用されればされるほど、少数民族に求められるのは共産党への忠誠だ。統治のための優遇策で、民族間の不信はぬぐえない。たまった矛盾が時に噴き出す。それでも、解決するすべを共産党政権は見つけられていない。(峯村健司、古谷浩一)



〈民族の相克:中〉チベットの憤り脈々
2008年6月11日
    四川大地震の震源に近い省都・成都。諸葛孔明を祭る「武侯祠」周辺に多くのチベット族が住む。人民解放軍ががれきの山から被災者を救うニュースを見ながら、土産物店の女性店員はため息をついた。「解放軍が懸命に努力しているのはわかる。でも、その彼らがチベット族の自由と命を奪っていると思うと、複雑な気持ちになる」
    チベット騒乱から1カ月後の4月15日午前4時。甘粛省にあるチベット仏教の名刹(めいさつ)に武装警官らが一斉に押し入った。抗議デモの参加者を摘発するためだった。
    僧たちによると、警官らは僧坊を残らず捜索し、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の写真を見つけると地面にたたきつけた。抵抗する僧を殴りつけ、約200人を拘束。容疑が晴れても、ダライ・ラマを批判する誓約書に10本の指紋を押印しないと釈放されないという。ある僧は「罪のない者にこんな扱いをするなんて絶対に間違い。永遠に憎しみが残るだけだ」と憤る。
    騒乱後、各地の寺院で一斉に「愛国主義教育」が始まった。一部の寺院では試験もある。合格の最低条件はダライ・ラマ批判の論文を書くことだという。「不合格でもいい。絶対に批判しない」。ある僧は言い切った。
    チベットの発展に力を注いできた共産党にとって、3月の騒乱は大きな誤算だったに違いない。
    「チベットは黄金期を迎えている」。チベット自治区政府のシャンパプンツォク主席は、騒乱後の会見で胸を張った。中央政府は06年開通の青海チベット鉄道など大規模開発や、医療・教育費の優遇策を進めた。同自治区の成長率は7年連続で12%を超える。
    ある省の職員で共産党員でもあるチベット族男性は「党の指導でチベットが発展したのは確か。でも、経済と武力で抑えられると思ったら見当違いだ。信仰に最高の価値を置くチベット族を、党は理解していない」と悔しがる。
    地震の救出作業で騒然としていた今月16日、震源から約300キロ離れた甘粛省甘南チベット族自治州マチュで軍に車を止められた。「刀や火薬を持ってないか」。地震の混乱に乗じた騒乱を警戒していた。目抜き通りの「団結路」はガラスが割られて黒こげになった商店やホテルがそのままだった。
    3月16日夕、数千人のチベット族が派出所や店を壊し始めた。「突然暴徒がガラスを割って入り込み、商品を奪った。無政府状態だった」と漢族の衣料品店主。
    怒りの矛先は漢族だけでなく、イスラム教系の少数民族、回族にも向けられた。マチュはかつてチベット族の町だったが、80年代から商売にたけた漢族や回族が急増して地元経済を握った。チベット族の自営業者は「回族は粗悪品を売りつけ、偽札をつかませるから嫌われている」と話す。一方、薬局が襲われた回族の拝占丈さん(50)は「我々は遠方から商品を流通させ、チベット族から畜産物を買い取って収入をもたらしている。我々を恨むのはお門違い」。
    「宗教も言葉も違い、何を考えているかわからない」(回族住民)という壁が、少数民族同士にもあつれきを生む。
    信仰と格差——。「団結路」の名とは裏腹に、民族間の埋めようのない深い溝が横たわっていた。

■地震で抗議自粛
    チベット難民約1万8千人が住むネパール。首都カトマンズの中国大使館領事部前では、3月の騒乱以来、難民の抗議デモがほぼ毎日続いていた。しかし大地震後、ぴたりと止まった。活動家の一人は「これだけの災害が起きた以上、自粛するしかない。運動にはダメージだが……」と話す。
    隣国インドのダラムサラにある亡命政府は今月15日、世界各地の亡命チベット人に対し、抗議活動を当面停止するよう呼びかけた。
    ただ、「完全な独立」を掲げ、抗議活動を主導してきた亡命チベット人の最大組織「チベット青年会議」の幹部は言う。「地震後はチベット弾圧の報道がほとんど止まった。でも今もチベット本土では何人もの僧が逮捕されている。人災と天災は区別すべきだ。抗議活動は必ず再開する」 (西村大輔、武石英史郎)

■ウイグルも似た境遇
    鉄のドアを破りそうなぐらいの力でたたく音で目が覚めた。
    「かぎを開けろ」。のぞき口から外を見ると、体格のいい3人の男が立っていた。
    北京市中心部にある30代のウイグル族女性のマンションに5月の深夜、警察当局が家宅捜索に入った。容疑も告げないまま、部屋に押し入った。小学生のときから書きためている日記やアドレス帳を次々と段ボール箱に詰め込む。「これが法治国家のすることですか。私が何か悪いことをしたんですか」。立ち去ろうとする警官に食い下がると、一人が答えた。
    「お前がウイグル族だからだ」
    先祖代々の土地や文化を持ち、宗教上の信仰心も厚い——。チベット族と似た境遇にあるのが「シルクロードの民」ウイグル族だ。中国にとって、チベットと同様、独立問題で揺れるアキレス腱(けん)だ。
    中国当局は3月9日、ウイグル独立派によるテロ未遂事件があったと公表。北京を中心に取り締まりを強めている。政府関係者は「ダライ・ラマのようなリーダーが不在で、破壊行動に出るウイグル族の方がはるかに危険。チベット騒乱の波及が心配だ」と話す。
    弾圧を恐れ、海外に逃れる人も多い。2歳の時に新疆ウイグル自治区から隣国キルギスに逃れた男性(54)は、「ここでは中国の国内問題にかかわると違法になり、キルギスでの権利が奪われる」と話す。中国とキルギスは蜜月関係にある。以前、首都ビシケクで独立運動への支援を訴えたウイグル族が地元警察に逮捕された。近所には同じ境遇の47家族が暮らすが、独立運動の話はほとんど出ない。
    「中国の影響力は大きい。ウイグル族だけでは力が足りない」(峯村健司、茂木克信)

◆キーワード
    <ウイグル族> トルコ系イスラム教徒で、新疆ウイグル自治区を中心に、中国国内に約840万人。中央アジアで数々の独立王朝を樹立した後、18世紀に清の支配下に入った。1933年と44年に「東トルキスタン」として独立宣言したことがある。亡命者組織として「世界ウイグル会議」(本部・ドイツ)がある。
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