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    来春ですか。聖火リレー邪魔しにいこうか?ロンボクで待ち伏せしてヤクバターをぶっかける…なんてことを考えてみたりする。え?勿論そんな根性ありませんよ。

迎える聖火変わるチベット ルートの農村 民族意識は影潜め
2007年10月21日 東京新聞
    2008年北京五輪の聖火は来春、五輪史上初めて、世界最高峰チョモランマ(エベレスト)の山頂にまで達する。チベット仏教の最高指導者、ダラ イ・ラマ14世がインドに亡命した1959年の「チベット動乱」から、まもなく半世紀。聖火リレーのルートとなるふもとの村々を訪ね、変わりゆくチベット 民族の今を見た。 (中国チベット自治区で、豊田雄二郎)
    区都ラサから西へ三百キロほどの農村、胡達村。抜けるような秋の空に、連峰がくっきりと浮かぶ。「ここにきれいで目立つ公衆トイレを造りたいんだ」。小売店を経営する索南旺堆さん(48)はこんな計画を持っている。
    北京五輪の聖火は来年四月二十五日にラサに到着後、西に向かい、シガツェを経由してチョモランマの山頂に向かう計画だ。索南さんの店はそのルート沿いにある。
    昨年七月に開通した青海省とラサを結ぶ「青蔵鉄道」が呼び水となり、観光客は急増し、索南さんの店の売り上げも倍増した。世界中から関係者が駆け付ける聖火リレーに対しても、索南さんは熱い視線を向ける。
◆ ◆
    チベットは二〇〇〇年以来、12%を超える高い経済成長を続ける。地元観光業者によると、以前は観光客の大半が欧米など海外からだったが、ここ数年は六、七割を中国人の客が占める。
    かつてチベットは争乱の地だった。五一年に中国に併合された後、ダライ・ラマを崇拝し、中国からの独立を求める市民の暴動がたびたび発生した。人 民解放軍がチベット全域を制圧し、ダライ・ラマが亡命した五九年の「チベット動乱」はその頂点をなす。中央政府は独立運動を力で封じ込めると同時に、融和 政策を講じ、アメとムチを巧みに使い分けてきた。
    索南さんが故郷の山間部から出て来たのは二十年前。「あのころと比べてこの村も豊かになった」と振り返る。商売を始めた十年前から、農民税も法人 税も払っていない。チベット自治区の農民、遊牧民はあらゆる税金を免除されている。索南さんの二人の娘の義務教育費もかからなかった。
◆ ◆
    しかし経済的な豊かさと引き換えに、チベット民族が失ったものも多い。アイデンティティーの要であるチベット仏教の僧たちには、共産党の「愛国教 育」が課せられ、信者がダライ・ラマの写真を所持することすら違法だ。漢民族の意図的な大量移住が進められた結果、行政や企業の実権は漢民族に握られた。
    聖火の予定ルートをさらに西へ行ったところにある自治区第二の都市シガツェの郊外、江当郷の農民、巴桑普尺さん(46)は、「子どものころ、おなかいっぱいご飯を食べた記憶はない。今は衣食住すべての面で変わったよ」とチベットの変ぼうぶりを強調する。
    昨年、地元政府から六万元(約九十万円)を無利子で借り、自宅を新築することができた。ただ豊かになったとは言っても、農民の平均年収は二千元 (約三万円)足らず。飢餓からは抜け出したが、いまだ貧困ラインの下をさまよっている。五輪についても「聖火? 私らには関係ないね」と素っ気なく言う。 農民に恩恵をもたらしてくれない五輪など、巴桑さんにとって魅力はない。
    シガツェで出会った大手ホテル勤務の達娃凝さん(30)はチベット仏教の信者。だが、話がダライ・ラマに及ぶと、「彼がわれわれに何をしてくれた というんだ。いろいろよくしてくれるから私は共産党を支持する」とまくし立てた。来春の聖火リレーで観光客がどれだけ増えるか。今はそのことで頭がいっぱ いのようだ。
◆ ◆
    チベット人の中には、自宅にダライ・ラマの写真を隠し持ち、インドからの帰還を待ち望んでいる人も大勢いるという。他方で、民族としての誇りをか なぐり捨ててまで現状を追認し、金銭的な利益を追い求める人々。そのあまりにも割り切った態度は、もはや中国の支配に逆らっては生きていけない重い現実を 反映しているようにみえた。 URL
 人民日報など中国政府よりの記事では顕著だけど、この記事でも意図的でないにせよ誤解を招くような点がある。
    この記事は、50年代のチベットについて触れた後で取材した現在のチベタンの様子を紹介している。
>「あの頃と比べてこの村も豊かになった」
>「子どものころ、おなかいっぱいご飯を食べた記憶はない。今は衣食住すべての面で変わったよ」とチベットの変ぼうぶりを強調する。
    年数を計算しながら記事を読む人なんていないと思うけど、最初の「あの頃」は二十年前、「子供の頃」は四十年前くらいで、引き合いにされている”昔の貧しいチベット”は既に中国が実行支配していたチベットである。
    つまり「あのころ」や「子どものころ」の貧しさや混乱は中国政府に責任があり、以前のチベット政府に負うべき責任はない。この点をはっきりしておかないと、まるで中国が併合したからチベットが豊かになったかのような誤った印象を与える。
    更にいうなら、チベット民族が失ったものは、全て経済的な豊かさと引き換えではない。「豊か」になる以前から中国政府に多くを壊され踏みにじられてきた。
    だからといって、この記事を批難しているのではない。ただ、チベットに関心があって多少なりとも知識のある人なら問題はないのだけど、日本ではまだまだマイナーゆえ、チベットに無関心、そしてチベットをよく知らない人が多い。だからそんな人たちに明らかに誤ったイメージを与えたくないのだ。
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1
はぶがバックアッ
はぶがバックアップするの?
BlogPetのねる URL 2007/10/22(Mon)13:36:13 編集
Re:はぶがバックアッ
そんなややこしいコトするわけないよ。
【2007/10/24 19:42】
2
文責
この記事を書いた記者の年齢が分からないのだけれど、この記事の視点に現在の日本の在り様(ありよう)が非常に映し出されているような気がします。これ、ちゃんと書くと他人のブログで論文書くな!状態になっちゃうけど。
没関系 URL 2007/10/23(Tue)23:49:31 編集
Re:文責
>他人のブログで論文書くな!状態になっちゃうけど。

どうぞご存分に。許可します by 管理人はぶ忍者
【2007/10/24 19:46】
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